PSPがいくら売れても、SONY復活を支えるとは到底思えず、またDVDレコーダーの快進撃も価格競争のパワーゲームで、またパソコンと同じことをやっていると思っていたところ、会長と社長の交代というすごい人事刷新のニュースが昨日飛び込んできました。


今月号の雑誌プレジデントで、やるべきことはやって、あとは成果を待つだけとインタビューに強気に応じていた出井会長でしたが、取締役会がNOを突きつけたということでしょう。雑誌の中のインタビューで、出井会長はアップルのi-Podに先を越された悔しさを語っておられましたが、SONY改革の道半ばして退陣することとなり、それ以上の悔しさを感じていらっしゃるのでないでしょうか。
SONYさんは、音楽や映画と言ったコンテンツとエレクトロニクスを持ちながら、なかなかその相乗効果が発揮できていません。コンテンツとエレクトロニクスの間に大きな壁がいまだにあるようです。本来はSONYがやるべきことを、i-Podに先を越されてしまったことによるショックは大きかったのではないでしょうか。今回のトップ交代劇もi-Podショックが引き起こしたとという想像もありえますね。

そういえば、。「2006年度に営業利益率10%(金融を除く)を達成することを目指すとともに、2006年度以降の新たな価値創造と更なる飛躍の基盤を築く」というトランスフォーメーション60と銘打った改革計画に、社外取締役のゴーンさんが、それは「コミットメント(約束)なのか」と釘をさしたことを思い出します。
このブログでも「コミットメントという言葉」のタイトルで取り上げさせてもらいました。本年は、その総仕上げに向かう年のはずでした。しかし、うまく行っていないと、なかなか歯車が噛んでくれません。外野席で見ていると、なんとか繕おうとするために、またさらに傷口を広げるという道を辿り始めてきていたように感じていました。誰かが止めないといけなかったのかもしれません。
後任のハワード・ストリンガー氏は、米SONYでつくってきた実績があります。CBS出身で、コンテンツに強い人のようです。まだわかりませんが、インタビュー記事を見ていると、相当コンテンツとエレクトロニクスの融合路線が加速してきそうな気がします。
日本人でないトップの誕生ですが、すでに社員数では、日本人は少数派だそうで、社内的には違和感もないそうです。これがグローバル企業の姿なのかもしれません。

 おひとり、おひとつのクリックが励みになっています。

 
よろしくお願い致します。(^_^.)