ギネス それは、目で味わうもの。
目を閉じて味わうもの。
堪能せよ。
クリーミィな泡、深い味わい。ドラフトギネス







ギネスビールのコマーシャルのコピーです。このギネスビールとの出会いはずいぶん昔のことになります。まだ未成年だった頃に、亡くなった父が、黒ビールとビールを半分ずつまぜて飲むと美味しいんだといって飲ませてくれた記憶があります。それがギネスでした。サッポロビールが輸入をはじめたのが1964年ですから、その頃だったのかもしれません。
明治生まれで、古きよき時代の旧制高校で青春を満喫した人でした。生きていれば98歳になります。友達が多い人でした。飲んでは酔客を連れて帰ってくることも時々ありました。引退してからも旧制高校の寮歌祭にはかならず参加し、旧交を温めていたようです。大きな夢を持って青春を駆け抜け、もっとも脂がのりきった年齢で敗戦を迎えた世代の人たちでした。
それはさておき、このギネスのクリーミーな泡ですが、「サージング」(波打たせる)という一工夫がされています。ご存じでしたか?
それを教えてくれたのが、よく行く江坂の「銘酒蔵 昌佳」という店です。昨日は房の露の三十年古酒ブレンド「しょうエクセレンス」を飲みました。ストレートが美味しい焼酎です。

この銘酒蔵 昌佳で、樽のギネスを発売前にこっそり飲ませてもらいました。「サージャー」という名のサーバーで、なんと超音波で泡立てるのです。
缶ビールにもしかけがあります。缶の中に泡だたせるための「オリジナル・ドラフト・システム」がしかけてあります。
ギネスのホームページから引用すると「直径約3cmのプラスチィック球型カプセルが缶内に浮かんでおり、タブを引くと缶内の圧力が一気に解放され、カプセル内に閉じこめられていた窒素ガスと炭酸ガスの混合ガスが小さな穴を通って噴出する。何百万もの小さな泡が出てきて渦を巻き、上部に集まって「ドラフトギネス」ならではのクリーミーな泡が生み出される」そうです。

240年以上の歴史をもつアイルランドの伝統ビールにこういったしかけをして、目もまた味わいも楽しまさせてくれるというのが面白いですね。

アイルランドは、今や世界でトップクラスの労働生産性を誇る国です。意外だと思われる人が多いでしょうが、徹底的に規制緩和を進め、海外からの企業誘致を進めた結果です。今やハイテク企業やソフトウェアなどのIT企業がアイルランド産業を代表するようになってきているようですが、こういった伝統のビールに現代の技術をちょっぴり活かしていくというセンスには感心させられます。それも商品へのこだわり、飲む人たちの満足を広げるこだわりだと感じます。


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