大西 宏のマーケティング・エッセンス

新幹線の車中で

最近気づいたことですが、新幹線のぞみが停車している間は、快適とはいわないまでも、実用の範囲でインターネット接続ができます。
たとえば、このBLOGの投稿ですが、東京駅でサイトを開き、名古屋までの間で書き込みをやって、名古屋駅で投稿するということが可能です。続きを読む

売れる仕組みと儲かる仕組み

マーケティングは、「売れる仕組み」づくりといえます。しかし、昨今は、売れているから、儲かっているとは限りません。
マスコミは、デジタル家電が好調だから業績が良いというような記事を平気で書いていますが、決してそういうわけにはいきません。
今日のデジタル商品は、ライフサイクルが極端に短くなっています。新製品を出して1年もしないうちに、もう旬を過ぎた製品として値崩れが起こってくる、とんでもない世界です。続きを読む

磁力のマーケティング

魅力ある製品やサービスが、多くの人びとを引き寄せ、大きなマーケットを生み出すことはいうまでもありません。
しかし、今日、生活者の人びとの個性化が進み、消費も高度化してくると、それぞれで、ニーズやウォンが違ってきます。
逆に言えば、それだけきめ細かな製品やサービスが供給されるようになってきたともいえます。続きを読む

ふたつの市場

コンシューマ分野の商品で、「市場」といった場合、それは普通生活者の市場、つまりエンドユーザー考えます。しかし、今日は、市場といった場合、小売店などの流通市場と生活者の市場との両方を想定したマーケティングが必要になってきました。続きを読む

密度の経済

現代のビジネスでは、スケール メリットが単純には働くなってきています。大量に生産することにより、学習が積み重なり、コストが飛躍的に下がり、競争優位に立てる。このようなスケール・メリットは過去のものになってきています。続きを読む

買い手のほうがプロ

マーケティング環境で、大きく変わってきているのは、生活者やユーザーの商品選択の基準がどんどん高度化してきているということです。
「プロシューマ」という言葉が生まれました。商品に関した知識が供給側より高く、商品の選択においてもプロ並みのレベルという消費者のことを言います。
次に、生活者のひとびとが、単に製品の機能や品質だけでなく、それが自分の使う目的や、あるいは自分の生活シーンや生活感性にあっているかどうかということもモノを選ぶ基準として普通になってきています。
そういったモノの選択の高度化が進んでくるにつれて、マーケティングのなかで、リサーチ(調査)が極めて重要な役割を担うようになってきました。
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「危」を見たら「機」を見る

ビジネス書では「危機」というタイトルをつけると本が売れるそうです。特に悲観的な内容でなくとも、編集者がタイトルに「危機」という言葉をつけさせるといいます。週刊誌も、日本が危ないといった過激な記事を書くと売れる。どうやら、危機を煽られることが好きなひとが多いということでしょう。慢心しないで、自らを戒め、緊張感を保ちながら、しっかり歩んで行こうというのなら良いのですが、煽られるままに、ただただヒステリックな危機感や不安感を持つと、冷静な判断を狂わせてしまうことがあります。オウムがハルマゲドンを唱え、多くの若者たちを犯罪に駆り立てた。そんな怖さがありましたね。
現代は、世代交代というか、産業も、社会のしくみも新旧交代の時代です。大変革の時代です。時代が変わる過渡期は、新旧の流れがせめぎあい、社会に混沌とした状態を生み出します。だから、思いもかけない事態が起こり、先が見えなくなってくる。銀行の倒産なんて、これまでの常識では考えられなかったことですね。
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