大西 宏のマーケティング・エッセンス

不思議の国

政治の世界は、不思議な世界です。マスコミも、ヒステリックで、ほとんど理性が感じられません。感情的で、言葉は立派としても、まるで「艶歌」、「お涙」の世界の住民のようです。
マーケティングを考える上でも、参考になりました。「情」が効くといことです。
少なくとも、一国の首相が、「この程度の公約をやらなかったからといって問題でない」と発言しても、ほとんど批判されません。イラク人質問題で、マスコミも世論も、政府があれだけがんばっているのだからという流れの中で、「自己責任論」という日本独特の考え方が発明され、人質になった人たち、また家族にバッシングが起こります。
その後、冷静に、世界の世論や、本当の事情がわかってくると、人質になった人たちへの同情論が湧き上がってきました。この揺れが凄いですね。
年金の未納問題でも、不思議なことに、福田官房長官が辞めると、自民党は、潔いと批判されません。今回の法案が最悪とマスコミも騒ぐわりに、実際にこの法案を進めてきた公明党は、なんら非難されません。
日本は、きっと理性の社会でないのだと思います。「情」の社会なんでしょう。しかし、いろいろブレながら、結局は落ち着くところに落ち着いていきます。本当に不思議な社会です。
激動の社会は、カオス(混沌)の世界です。私達日本人は好むと好まざるにかかわらず、変化が何であるかを体験し始めたようです。
マスコミの人たちには叱られるかも知れませんが、その日の人気をとればそれですみます。マーケティングはお客様との長いお付き合いの世界です。マーケティングを志す人たちは変化に対して冷静に見つめる目を持って欲しいものです。
それにしても民主党のマーケティングのまずさにはがっかりですね。続きを読む

現場主義

今日のフジTV系列の「報道2001」で田中康夫長野県知事が出演し、「コモンズから始まる、信州ルネッサンス革命」について、また現在進められている市町村合併の問題点についての熱弁を振るっていらっしゃるのを聞きましたが、中でも重要なキーワードのひとつは、「現場主義」でした。
長野県では、県の職員が、たんに県庁で待ち構え、市町村のかたがたからの陳情を聴くということから、実際に市町村の現場で赴き、住民の方々と接し、また自分たちの目で確かめて行政を進めることで本当に必要なことはなにかが発見できるようになったということです。
以前にも書きましたが、「現場主義」はマーケティングで一番大切な考え方です。たとえば、どれだけ調査データを集めても、さまざまな統計データを眺めても、現場の変化を体感していなければ、それらのデータが、変化のシグナルを送っていても気づかないでしょうし、データが変化した背景にどんなことが起こっているのかすらわかりません。たんに報告書の体裁を整えるための飾りになってしまいかねません。
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クレバーとワイズ

知力には、クレバーとワイズの2種類があると言われています。クレバーとは、計算能力があるとか記憶力があるとか、てきぱき仕事を処理する能力です。ワイズは、考える能力とか、全体を見渡せるとか先が読めると言った能力です。
クレバーという能力は、普通20才から25才でピークに達して、あとは衰えていくという実験はいくらでもあり、まず間違いないところのようです。ところが、ワイズという能力は、磨けば磨くほど、年齢が高くなっていってもどんどん向上していくそうです。救われますね。
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農産品のブランド

連休最後の今日は、舞鶴で、白イカとイサキの刺身を買い求め、京都の伊根町で手に入れた古代米の日本酒「伊根満開」を呑みながらの趣味的な食事を楽しみました。
道中で、道の駅に寄るのことが多いのですが、最近は、野菜も、どのひとが作ったかという署名入りの野菜が増えてきました。買ったものが美味しいと、また、その農家のものを選んで買うようになってきました。電話して取り寄せたこともあります。気に入ったものを選べるというのはいいですね。
フランスでは、比較的早くから、ラベル・ルージュという品質保証の制度が生まれましたが、日本も、すこしづつ、農産品のブランド化が始まってきています。
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引力の法則

万有引力の法則というのを覚えていますか?引力は質量の二乗に比例するという法則です。重さに2倍の差があれば、2×2で4倍の引力の差になります。webの世界も同じように感じます。アクセス数の多いサイトは、どんどんさらにアクセスを呼び寄せているようです。
マーケティングの世界でも、ライリーの法則とか、ハフのモデルというのがあって、ふたつのショッピングセンター同士で、どうお客さまを引き寄せあうかを計算し、商圏範囲を見ますが、これも二乗に比例した差があるという考え方を取っています。
ランチェスターの法則も同じ考えです。シェアの差が、二乗に響いてきます。
強いものはどんどん強くなるんですね。

女将塾の宿

城之崎の外れに「銀花」という旅館があります。円山川に面していて、眺めが素敵です。団体客でにぎやかな旅館と違い、ちょっとセレブな18室だけの旅館で、静かで落ち着いた時間を楽しむことが出来ます。
この旅館の三宅女将は、「女将塾」をやっていらっしゃって、何度もマスコミで取り上げられました。
「銀花」に到着すると、塾生の人たちがもてなしてくれます。女性のお客さまは、好きなゆかたを選らび、男性のお客さまは、作務衣がでてきます。部屋の風呂も眺望が広がり、ゆったりしていますが、もちろん露天風呂を楽しむこともできます。
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わがまま

妙に遠慮されると、よけいに思惑がわからないことが多いですね。わがままな主張は、そこから始まるコミュニケーション(かけひき)がゲーム感覚で楽しい。あまり、我慢に我慢しているといいアイデアも浮かんできません。
そういえば、いままでクリエータでわがままでない人にお目にかかったことがありません。
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大西 宏のプロフィール
マーケティングの実践の畑を歩んできました。生活用品・インテリア・化粧品・デジカメ・産業財など多くのジャンルに関わってきましたが、CI、人事システム、情報システム開発などのプロジェクトも体験しており本職がなにかを疑われそうです。
バブル以降、マーケティングは冬の時代であったと思いますが、昨今は、マーケティングを見直す機運が高まってきており嬉しい限りです。

■コア・コンセプト研究所代表取締役
■ビジネスラボ代表取締役

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