大西 宏のマーケティング・エッセンス

「自分を信じた」-金メダリストたちに学ぶメンタリティ

サッカーは残念でしたが、柔道にしても水泳にしても、まざまざと日本選手の強さを見せつけてくれています。体力や技術もさることながら、精神的な強さを感じました。
そこに時代の変化を感じます。かつては勝利のなかにもっと悲壮感がありました。スポーツはもちろん「勝つこと」が目的ですが、勝つという気持ちだけで勝てるものではありません。
オリンピックで低迷していた頃には、勝つこと、メダルを取ることが選手へのプレッシャーとなり、逆に精神的な脆さで負けることが目立っていました。しかし、今回のみなさんは、精神的にも強く、しかも明るく、爽やかです。
日本もいい意味で成熟してきた兆しを感じます。唐突かもしれませんが、ビジネスの世界でも同じような変化が起こってきているように思います。
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小さなヒーローたちにありがとう

谷選手も野村選手も強かった。お二人とも小柄なはずなのに、相手選手よりもはるかに大きく感じました。
谷選手も、野村選手も挫折を経験し、その悔しさから見事に立ち上がってこられた。その精神的な強さをまざまざと見せてくれました。
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オーナー会議の行方は ?

巨人軍の渡辺オーナーの辞任で、プロ野球界はリーダーシップをとることのできる存在を失ったことになります。
焦点はオーナー会議に移ってきたわけですが、さてどうなるでしょうか。おそらく、あまり期待できないと感じている人が多いと思います。
なぜでしょうか。おそらく二つの問題があります。
ひとつは、リーダーシップをとれる人材がいまのところ見当たらないこと。もうひとつは、活力のある企業がほとんど参加していないことです。
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崩壊しはじめた?SONY神話

ウォークマン誕生25周年にあたる本年、ソニーがアップルのiPodに対抗するHDD搭載ウォークマン「NW-HD1」を発売したことは皮肉な話です。ソニーの「独創」のシンボルともいえるウォークマンの歴史を、iPodの「後追い商品」で飾ったわけですから、自ら「神話」に幕を閉じる結果となりました。手詰まりに苦悩するソニーさんを象徴する出来事だったと思います。
しかしマーケターの目から見ると、「ソニーの神話」はかなり以前から、じわじわと自らを蝕むように崩れはじめてきていました。
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ネットカフェに浸る息子に怒り、親が焼身自殺 ?

えっ!そんな事件があった?と思われるでしょうが、これは中国での話です。ネットカフェがブームになっている中国では、ネットカフェをめぐっていろいろな事件や事故が起こっているようです。
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既成事実を積み上げるって巧みですね(プロ野球合併基本合意)

昨日、オリックスと近鉄が合併の基本合意書に調印し、いよいよ合併劇も大詰めにはいってきました。様子を見ながら、既成事実を積み上げていくやりかたは、なかなかの巧みさを感じます。
しかし、そういった実務的な積み上げではなく、ファンや選手を交えてしっかり議論したほうが、今後のプロ野球の発展につながることは間違いありません。「顧客参加型」、「現場参加型」のマーケティングができる絶好のチャンスです。そういったセンスが経営側に欲しいですね。
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続 ナベツネさんへのお願い

読売新聞さんは、ずいぶん発行部数にこだわっていらっしゃるように感じます。そういえば、読売新聞小史を見ると、1991年に代11代社長として就任されて以来、1994年に「5月度ABC報告部数で、オール読売の発行部数が史上初めて1,000万部の大台を突破」さらに2001年には「1月度ABC報告部数で本紙が過去最高の1031万91部」と快進撃をなさってきたことがうかがえます。また『未来を拓く「総合メディア集団」』というタイトルの「主筆メッセージ」の冒頭でも、「不動の1000万部超の部数を維持」を掲げていらっしゃいますね。
また最新ABC月別販売部数のコーナーで2004年5月で10,084,006部とありますが、昨今の新聞発行部数減という逆風のなかで、1000万部超を維持されるのは、さぞかし大変なことだと察します。しかし発行部数へのこだわりは、「大きいことはいいことだ」という高度成長期の匂いをどうしても感じてしまいます。どうも渡辺会長の世代の方は「規模」がお好きなかたが多いようですね。
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大西 宏のプロフィール
マーケティングの実践の畑を歩んできました。生活用品・インテリア・化粧品・デジカメ・産業財など多くのジャンルに関わってきましたが、CI、人事システム、情報システム開発などのプロジェクトも体験しており本職がなにかを疑われそうです。
バブル以降、マーケティングは冬の時代であったと思いますが、昨今は、マーケティングを見直す機運が高まってきており嬉しい限りです。

■コア・コンセプト研究所代表取締役
■ビジネスラボ代表取締役

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