大西 宏のマーケティング・エッセンス

森との共生のしくみで成功したベンチャー工務店

今朝、大阪大学経済学部の金井教授からとても素敵なお話を伺いました。社会責任を果たすこと、特に地域との共生のしくみが、新しいビジネスチャンスにもなるというお話でした。その例として教えて頂いたのが北海道札幌の藤田工務店です。
ベンチャーというと、ともすれば商品や技術だけに目を奪われがちですが、商品や技術はすぐにキャッチアップされてしまいます。目に見える商品や技術が氷山の一角だとすると、その下に隠れている目に見えないしくみは、そう簡単に真似ができるものではありません。工務店というとベンチャーとは無縁なイメージがありますが、藤田工務店は、北海道の林業との共生、ITを駆使したお客さまのライフスタイルに合わせたデザイン、さらに釘をつかわずリサイクルしやすい住宅を供給することで成功した立派なベンチャー企業だと思います。
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プロ野球は誰のものか

会社はいったい誰のために経営すべきかという問いかけには、簡単な答えはありません。出資している株主さんだ、社員や取引先といった会社を支えてくれる人たちだ、いやお客さまだと、さまざまな視点があります。
しかし、経営が良いのか問題があるのかを評価しようとすると、誰のために、どんな成果をだせたかをチェックする基準や仕組みが必要になってきます。それは「コーポレート・ガバナンス(企業統治)」の問題といわれています。それがしっかりしていないと、経営の目標も、責任も曖昧になり、経営が私物化されたり迷走してしまいかねません。
プロ野球の、このガバナンスの仕組みは非常にいびつです。経営をチェックし評価する基準も仕組みもないといったほうが正確でしょうね。親会社が出せる金の範囲で「優勝」さえしてくれればいいというタニマチ感覚の経営でしかありません。今、起こってきているプロ野球問題の本質はこんなところにあるのではないでしょうか。
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プロ野球-誰がプロ野球の危機をつくったのか

勝手に「今週のおすすめBLOGブログ」にさせていただいた『自称阪神タイガース評論』で、読売新聞の「ファンを裏切る『億万長者』のスト」と「何が選手たちの真の望みなのか」の二つの社説に対する反論が展開されています。
「そっちがその気なら、今さらながら話をおおもとに戻し、闘う相手を明確にしたい」と本質を突いた反論です。
今回の合併問題に限っても、自社がやってきたことを棚に上げて、紙面で経営側の一方的な釈明、選手を一方的に批判する読売新聞はあまりに身勝手です。マスコミの暴力性すら感じます。しかも、選手との対立をさらに煽っているとしか思えません。ファンが望む解決を読売新聞が真剣に考えているとはきっと誰も感じないのではないでしょうか。続きを読む

プロ野球経営者は、選手批判でなく、ファンが納得し共感する解決策を示すべきだ

日本でプロ野球が誕生してはじめて迎えたストです。しかも、ファンや国民の大多数がストを支持しています。きっと、ナベツネ流にいえばストを支持している人は共産主義者であり、朝日新聞が煽った結果なのでしょう。
今回の交渉で、球団側が勘違いしていると思えるのは、選手会とお互いがどう歩み寄り、どこに落としどころを持っていくかという問題の立て方をしていることです。あまつさえ損害賠償という選手に対する脅しすら口にしてしまいました。今回の交渉の焦点が選手の待遇条件ならファンや国民はストを支持しません。
選手会とどう歩み寄るかではなく、その先にいるファンに、自らに対する不信感をどうすれば払拭できるのか、どうすればファンに納得してもらえ、共感してもらえるのかという問題の立て方をしないといい知恵は浮かんできません。選手会と交渉しているのではなく、経営側がファンや国民の審判を受ける被告席にいるというとう認識をもたない限りファンとの距離はますます広がっていくばかりです。
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プロ野球問題-ネットが広げる新しい市民パワー

東ドイツの崩壊を促したのは、テレビやビデオだったといいます。西ドイツは繁栄しており、政府が言っていることが嘘だという現実を知ってしまったのです。情報化が社会を大きく変えた画期的な出来事でした。
今回のプロ野球問題についても、オーナーや球団経営者の誤算は、ファンや市民の怒りがあれよあれよと言う間に、ネットを介して社会のすみずみまで広がってしまったことだと思います。続きを読む

やはり、楽天がプロ野球参入の名乗りをあげました

今日の日経新聞の記事によると、楽天が神戸を球団の本拠地とする受け皿会社を近く設立し、日本プロ野球組織(NPB)に加盟申請することが明らかになったそうです。このブログで前に、いくらでもプロ野球の球団を持つメリットのある会社があるということを書きましたが、次第に現実味が帯びてきました。
ライブドアや楽天などのIT企業に限らず、まだまだ知名度やステータスをあげたい、それがビジネスメリットとなる産業は他にもあります。結局は、球団を持つメリットのない会社は球団経営にも力が入りません。逆に球団を持ち、ファンが増えれば増えるほどメリットのある会社なら真剣に経営します。新規参入だけでなく、いったん退場する会社には退場してもらってガラガラポンをする仕組みを考えた方がプロ野球を面白くする早道ですね。
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マイウェイの不思議

『マイウェイ』という歌をご存じですか。若いスタッフに聞くと知らないそうです。でも何回かリメークされているので、若い人でもご存じの人がいらっしゃるのかもしれません。
一時は時代を風靡した歌で、亡くなった勝新太郎さんが上手でした。披露宴の定番みたいな歌でした。ただカラオケで歌うと嫌われる歌の代表格みたいになり、もう最近は歌う人も少なくなり、時効になったと思うので明かしますが、この歌ほど誤解のあった歌は少ないのではないかと思います。
実は・・・続きを読む
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大西 宏のプロフィール
マーケティングの実践の畑を歩んできました。生活用品・インテリア・化粧品・デジカメ・産業財など多くのジャンルに関わってきましたが、CI、人事システム、情報システム開発などのプロジェクトも体験しており本職がなにかを疑われそうです。
バブル以降、マーケティングは冬の時代であったと思いますが、昨今は、マーケティングを見直す機運が高まってきており嬉しい限りです。

■コア・コンセプト研究所代表取締役
■ビジネスラボ代表取締役

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