大西 宏のマーケティング・エッセンス

プロ野球経営者は、選手批判でなく、ファンが納得し共感する解決策を示すべきだ

日本でプロ野球が誕生してはじめて迎えたストです。しかも、ファンや国民の大多数がストを支持しています。きっと、ナベツネ流にいえばストを支持している人は共産主義者であり、朝日新聞が煽った結果なのでしょう。
今回の交渉で、球団側が勘違いしていると思えるのは、選手会とお互いがどう歩み寄り、どこに落としどころを持っていくかという問題の立て方をしていることです。あまつさえ損害賠償という選手に対する脅しすら口にしてしまいました。今回の交渉の焦点が選手の待遇条件ならファンや国民はストを支持しません。
選手会とどう歩み寄るかではなく、その先にいるファンに、自らに対する不信感をどうすれば払拭できるのか、どうすればファンに納得してもらえ、共感してもらえるのかという問題の立て方をしないといい知恵は浮かんできません。選手会と交渉しているのではなく、経営側がファンや国民の審判を受ける被告席にいるというとう認識をもたない限りファンとの距離はますます広がっていくばかりです。
続きを読む

プロ野球問題-ネットが広げる新しい市民パワー

東ドイツの崩壊を促したのは、テレビやビデオだったといいます。西ドイツは繁栄しており、政府が言っていることが嘘だという現実を知ってしまったのです。情報化が社会を大きく変えた画期的な出来事でした。
今回のプロ野球問題についても、オーナーや球団経営者の誤算は、ファンや市民の怒りがあれよあれよと言う間に、ネットを介して社会のすみずみまで広がってしまったことだと思います。続きを読む

やはり、楽天がプロ野球参入の名乗りをあげました

今日の日経新聞の記事によると、楽天が神戸を球団の本拠地とする受け皿会社を近く設立し、日本プロ野球組織(NPB)に加盟申請することが明らかになったそうです。このブログで前に、いくらでもプロ野球の球団を持つメリットのある会社があるということを書きましたが、次第に現実味が帯びてきました。
ライブドアや楽天などのIT企業に限らず、まだまだ知名度やステータスをあげたい、それがビジネスメリットとなる産業は他にもあります。結局は、球団を持つメリットのない会社は球団経営にも力が入りません。逆に球団を持ち、ファンが増えれば増えるほどメリットのある会社なら真剣に経営します。新規参入だけでなく、いったん退場する会社には退場してもらってガラガラポンをする仕組みを考えた方がプロ野球を面白くする早道ですね。
続きを読む

マイウェイの不思議

『マイウェイ』という歌をご存じですか。若いスタッフに聞くと知らないそうです。でも何回かリメークされているので、若い人でもご存じの人がいらっしゃるのかもしれません。
一時は時代を風靡した歌で、亡くなった勝新太郎さんが上手でした。披露宴の定番みたいな歌でした。ただカラオケで歌うと嫌われる歌の代表格みたいになり、もう最近は歌う人も少なくなり、時効になったと思うので明かしますが、この歌ほど誤解のあった歌は少ないのではないかと思います。
実は・・・続きを読む

プロ野球活性化のためには、球団経営を親会社から独立させるべきだ。

球団経営者は、なにがなんでもライブドアの参入を阻止したいみたいですね。今、球団を持っていないから参加資格がないという発言がパリーグ事務局長からありました。それに、もうすっかり、近鉄・オリックスの合併話は決着したと思っているようで、本当に感度が低いといわざえるをえません。本業でも、お客さまのことを考えた経営がなされているのだろうかという疑問も湧いてきます。
どこがやった世論調査でも、経営サイドの責任が問われています。そのことも真摯に受け止めず、ストに対する損害賠償を求めるという恫喝まがいの発言をして顰蹙を買ったり、スト回避に右往左往するだけです。ファンの怒りや選手会の抗議という起こってきた事態への対処にしか動けない、そういった球団経営側の経営の質こそ問題にすべきです。経営の健全化を考えた場合、各球団がしっかり経営しなければ生きていけないという当事者責任のしくみが必要です。そのためには親会社からの天下りという構造を改革すべきだと思います。
続きを読む

立派な服をきているから、考え方や行動も立派とは限らない

時代の変化を考えないといけない。ファン不在の経営をやっていてはいけない、さらにファンや現場の選手の声で流れは変わるということをまざまざと見せつけてくれました。そのことはどれも経営やマーケティングの大きなテーマです。
今日の朝のテレビで、堀江社長が「新しい会社はお客さんをつくることから始めないといけない。プロ野球がこれだけファンを抱え、収入もあるのだから経営できないというのはおかしい」といった趣旨の発言がありましたが、まさしくその通りです。それが経営やマーケティングの普通の考え方です。
片方は、立派な服を着てはいるが経営のセンスや情熱に欠ける人たち。なかには不祥事を起こした人たちすらいます。一方は、非常識な服をきてはいるが、経営の常識や情熱を持っている人。どちらのほうが信頼できるかアンケートしたら面白そうですね。
続きを読む

デジカメでSONY神話は復活するか

昨日のワールド・ビジネス・サテライトでSONYが、デジタル・カメラでキャノンに奪われた首位の座に返り咲く決意で、新機種を発表しているのを見ました。いかにも積極的にチャレンジするSONYの姿を感じた人もいらっしゃるでしょうが、そこには大きな落とし穴が待ちかまえています。
儲かるしくみをつくれないままに、厳しい競争に裸で突入していかざるをえないSONYの苦しい立場が見えてきます。
続きを読む
メールマガジンのご案内

Foomii


購読料515円/月
毎水曜日発行
PR


商品検索
モバイルにも強い
SFA営業支援システム
タイムラインも
営業ナビゲーターも標準搭載
スマートフォンでさらに
活用が広がります
actioncockpit
クラウド型
新世代SFA営業支援システム
アクションコックピット


そもそも
SFAとはなにかを知りたい方はこちら
SFAとは?
記事検索
過去のエッセイ
大西 宏のプロフィール
マーケティングの実践の畑を歩んできました。生活用品・インテリア・化粧品・デジカメ・産業財など多くのジャンルに関わってきましたが、CI、人事システム、情報システム開発などのプロジェクトも体験しており本職がなにかを疑われそうです。
バブル以降、マーケティングは冬の時代であったと思いますが、昨今は、マーケティングを見直す機運が高まってきており嬉しい限りです。

■コア・コンセプト研究所代表取締役
■ビジネスラボ代表取締役

メールmail
講演・セミナー
講演・セミナーの講師ご依頼は
こちらまで
XML
  • ライブドアブログ