大西 宏のマーケティング・エッセンス

「危機管理」を真剣に考え直す機会です

今回の新潟中越地震は、さまざまな点で阪神淡路大震災との違いが目立っています。もちろん、初期の対応など阪神淡路大震災の教訓がずいぶん活かされているように感じますが、異なる課題も浮き彫りになってきているように思います。大都会で起こった地震と、山間部で起こった地震の違いです。
阪神淡路大震災の際は、火災による二次被害が大規模に発生しました。住宅や商店が密集する大都会の怖さです。かつての関東大震災も同じでした。
今回の新潟中越地震では、火災はほとんど問題になりませんでした。むしろ、道路がズタズタになり、救援活動が極めて困難な状況のなかで行わざるをえず、そのために救援や支援が遅れがちとなり、事態をさらに深刻にしています。神戸は、近接している大阪からなんとかアクセスができました。今回は、支援物資が届かない、救援に行くこともままならない、人びとが孤立するといった事態が起こっていることです。余震が長く続いていることも災いしています。
阪神淡路大震災後に、地震学者の方のお話を伺ったことがありますが、日本中、いつ大きな地震が起こってもおかしくない、たまたま起こってこなかっただけという地域が非常に多いということでした。日本は地震の潜在的な危機を抱えた国だということです。果たして日本がそういった状況を考えた国づくりが進んできたかというと疑問です。防災を考えた国づくりという観点で大きな転換が必要ではないかと思われてなりません。危機管理を考えた「日本列島改造計画」が必要なのではないでしょうか。
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天国と地獄

昨日西武ライオンズが12年ぶりに日本シリーズを制しました。おめでとうございます。ライオンズの選手ももファンの皆さまもきっと天国の心地でしょう。しかし西武鉄道は、有価証券報告書虚偽記載問題で、インサイダー取引の疑いが次第に濃厚になってきています。ワコールに続いて、小田急、三菱電機が買い戻し請求をしており、関電工も買い戻し請求を検討しているそうです。すんなり上場を維持できるとはとうてい考えられず、またインサイダー取引として刑事事件にも発展する模様です。業績不振のところに、この問題に対する追求が始まり、堤さんも西武の役員の人たちも地獄の日々を過ごさないといけません。そして地獄の日々を送っているのが、TOKAGEというアジア名のついた台風23号と新潟県中越地震の被災地の皆さまです。
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常識は変わった?

「 SHIFT_ それはいままでの常識を変えること。そこに、新しい可能性が生まれる」という宣言で、一挙に6車種、しかも発売前の新車も含めて発表するという「常識破り」のスタートで、日産の新製品攻勢がはじまりました。
ゴーンさんが果たしていない約束(コミットメント)である販売数量の積み残しを一挙に達成するための正念場です。さてその展開の方法や成果が注目されるところですが、みなさまはどのようにお感じでしょうか。
これだけは言えます。日産のひさびさの新製品攻勢で自動車市場が熱くなってきました。ショールームに出かけて、各社のマーケティングをチェックしてみるというのも、なかなか面白いと思います。飲み物も出してくれますし、お土産もいただけます。ただしミイラ取りがミイラにならないように気をつけましょう。高額商品ほど、価格に麻痺してしまうのが人の心理です。衝動買いが多いのです。住宅や車がそうです。購入計画がなかったのに買ってしまうということだけは気をつけてくださいね。続きを読む

国民の危機が、まるで人ごとの小泉さん

この人の精神構造は俗人にはわかりません。大リーグに行って、松井選手相手に、普通はやらない始球式なるものやったり、あげればきりがないぐらい、調子のいいことにはパーフォーマンスを連発します。お調子ものといわれかねない小泉さんですが、なぜその乗りで、国民が災害に見舞われた現場に行かないのでしょうか。沖縄の普天間の米軍ヘリ墜落時は休暇ということで行きませんでした。今回も姿を見せません。
郵政民営化には絶叫するが、どうして新潟に行かないのでしょうか。舞鶴にも豊岡にも行かず、「補正予算を組む必要があるかどうかを様子を見て・・・」という会見をしただけです。まるで官僚です。国民の危機もまるで人ごとのようにすら感じます。
今からでも遅くありません。早く現地に行って、陣頭指揮すべきです。さあ、小泉さん!続きを読む

災害のお見舞い申し上げます

震度6強の地震が3回というニュースが流れています。現地の皆さまが心配です。阪神淡路大震災の時と匹敵する、あるいはそれ以上の揺れです。あの時の記憶が蘇ってきました。被害が広がらないことを祈るばかりです。
台風で、舞鶴と豊岡などに大きな被害がでたばかりだというのに、新潟の地震です。舞鶴や豊岡の皆さまもいまだに大変な状態だと思います。謹んでお見舞い申し上げます。
大きな地震があったときに、地盤によって被害が大きく違うことが神戸淡路大震災でわかりました。特に神戸の海沿いは、地盤が弱い砂地の上に建物が建っていたことが災害を大きくしました。新潟はどうでしょう。被害が広がらないことを心から祈るばかりです。

ストリートライター、200回目の投稿です

まあ、自分でもよく続いていると驚いています。4月からはじめたブログですが、もうすっかり生活にとけ込んでいます。ブログを通して、また投稿してくださったコメントを通してさまざまな人との出会いがありました。まだお会いしていないでの、いつか酒を交わして、ブログを肴に語り合いたいものです。ちょっと大酒飲みっぽい方とか、熱い方とか、超まじめ肌の方々がいらっしゃるので圧倒されそうですね。どなたのことを想像しているのか、きっとご本人の皆さまがたはおわかりだと思います。
最初の頃は読むのは、お得意先の親しい方と身内だけという状態でした。しかし、おかげさまで、月を追うごとにアクセスが増え、最近では、一日にページビューが1万を超えることが多くなりました。継続は力だとつくづく感じています。
アクセスが増えるのは本当にありがたいことですが、コメントやトラックバックが入っているともっと嬉しいですね。読んでいただいたという実感があります。

今日は、200回記念ということで、ブログをなぜはじめたか、最近ブログで感じていることを書かせて下さい。

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ワンマン経営の悲劇 - ダイエーの教訓

今朝のテレビでダイエーの元副社長の平山氏がでていらっしゃいました。なぜ、ダイエーが失敗したのかをご本人の言葉では、「まるく」おっしゃっていましたが、やはり内部にいた方なので、中内批判はありませんでした。
もちろん直接の破綻原因は土地に走ったことです。しかし、本質的には、そのことも含めてワンマン経営に原因があったと思います。平山氏は土地問題はダイエーだけではなく、それよりは「効率化に走り、人を育てるしくみをつくれなかった」、また「中内さんから、小売業は『変化対応業』だと言われ続けたが、変化に対応できなかった。変化に対応するのは結局は現場の人であり、人が育たないために変化にも対応できなくなった」ことに原因があったとおっしゃっていました。それは正しい見方だと思います。しかし、その根本原因は、経営が「効率化」に傾きすぎたことではなく、ワンマン経営の歪みではなかったのかと問いたいのでです。ダイエーを育てたのも中内さん、ダイエーの組織を腐らせ、ダイエーを破綻に導いたのも中内さんです。その責任を免れることはできないと思います。
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大西 宏のプロフィール
マーケティングの実践の畑を歩んできました。生活用品・インテリア・化粧品・デジカメ・産業財など多くのジャンルに関わってきましたが、CI、人事システム、情報システム開発などのプロジェクトも体験しており本職がなにかを疑われそうです。
バブル以降、マーケティングは冬の時代であったと思いますが、昨今は、マーケティングを見直す機運が高まってきており嬉しい限りです。

■コア・コンセプト研究所代表取締役
■ビジネスラボ代表取締役

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